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遊牧民,遊牧民族 ゆうぼくみんぞく nomad, nomadic tribe >>関連項目一覧


「遊牧民」は遊牧をしながら、移動して生活をする人々の集団。
「遊牧民族」は遊牧して生活する民族。北欧、シベリア(トナカイ)、中央アジア・イラン・アラビアなどの砂漠・草原、アフリカに分布。

人類は主に「定住民」と「移住民」に分けられる。移動型の生活には狩猟採集やロマのような様々な職人・芸能的職業を生業とするものも 含まれるが、最も古く「食料等の自給生産」をする文化として農耕に並ぶ形式に「遊牧」がある。

現在も存在する遊牧民としては ・モンゴル(馬を頂点に羊などを草原で遊牧)
・アラブ(ラクダを頂点に砂漠で遊牧)
・サーミ(トナカイを頂点に北欧北極圏の森林などで遊牧)
アラビア、西アジア一帯では乾燥した厳しい自然環境から多くの民族が遊牧を行っている。
アフリカでは南アフリカなどでヤギの遊牧民、サハラ以南でマサイが牛の遊牧を行っている。
シベリアの北極圏でもいくつかの民族がトナカイ遊牧をしている。していた。
チベットなどヒマラヤ周辺の高山地帯でヤギなどの遊牧がみられる。
南アメリカ、アンデス高地などでアルパカの遊牧がみられる。


遊牧される家畜には、馬、牛、羊、山羊、ラクダ、トナカイ、ラマ、アルパカ、ロバなどがあげられる。
遊牧と、より定住的な牧畜もあるだろう。

家畜の種類により、乳製品、肉などの「食料」や毛、皮などの「衣服・道具・住居の原材料」、または荷役や騎乗といった労働力、移動手段など 人間が享受する内容は異なる。

豚や鶏(ニワトリ)も有益な家畜だが、農耕や狩猟採集の定住化した文化に多くみられる。
犬は遊牧民にも番犬などとして飼育される。

遊牧民だけではないが、家畜と長時間、密接に共同生活することで様々な疫病の罹患と免疫の獲得を繰り返してもきた。

参考資料
・大辞泉 (JapanKnowledge)
・日本国語大辞典 (ジャパンナレッジ)


 
関連項目一覧
トゥワー,トゥバ 【北東アジア】
モンゴル 【中央アジア】
キルギス 【中央アジア】
アラブ 【西アジア,中東】
ソマリア 【アフリカ】
コルタ・サーミ 【北欧】
ノマド 【フランス,英語】

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