幻想世界神話辞典 ~
文化地域項目~
大項目~
リンク集~
掲示板
~
辞典TOP~
三千世界 サンゼンセカイ >>関連項目一覧三千大千世界とも。仏教の伝承。元は古代インドの世界観からきたもので、須弥山(しゅみせん)を中心とした太陽、月、四洲、六欲梵天などを包含した1つの世界を小世界とし、それを千倍したものを「小千世界」、それをまた千倍し「中千世界」、それをまた 千倍した世界「大千世界」があると考え、それら全てが集まった世界を「三千大千世界」という。転じて、広い世界、世間(全世界)のこと。 さらに「三千大千世界が無数にある」という世界観はスケールが大きく理解を超える。 須弥山、スメールSumeru山については、ヒマラヤ山中に同名の山があるが、東西南アジア各地域にみられる山岳信仰、世界山という思想上の山と考えた方がよいようだ。 関連項目一覧
●このページのトップへ● (C) Copyright Masahiro Aibara |