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ルドラ　Rudra　>>関連項目一覧



インドの神話に出てくる神。名前は「吼えるもの」の意。比較的重要性の低いヴェーダの嵐と風の神。「リグ・ヴェーダ」から時代の降った「ブラーフマナ」ではヒンデゥー教になっていくなかで神格に変化がみられる。 インドラの随伴者マルト群（ルドラ群）の父。ルドラ群は時としてルドラの様々な化身ともみなされた。

前述したが、ルドラ神は恐ろしい性質と慈愛の性質が混成しているようだ。 恐ろしい面では血色のよい、または日焼けした野生的残忍野獣のような唾をはき、 牡豚にのっている男としてあらわされる。 また、強盗の神盗人の王 神がみと人間、家畜に死と病気の矢を放つ神聖弓手であるという。

ときにアグニと同一視される その一面では病気治す創造もする。 この面では黄金のように光る太陽のように輝かしく最上にして最も美しい神。 家畜の王としては牡牛の姿。

ヴェーダ文書の中には、ルドラは「涙を流す」という語に由来するともいう。ウシャスとプラージャパティの子であるルドラが、ある日、自分に名がない、と泣いていたので父神がルドラと名づけたという。

　
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インド　【文化地域項目】

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