神話辞典  文化地域  大項目  50音 

六道、六道輪廻 ろくどう りんね

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仏教の教義における凡夫(悟りを得ていない人)が迷う6つの世界、状態。生死を繰り返す中、 迷いの境涯でいること、輪廻を繰り返すことを 六道輪廻(ろくどうりんね、りくどうりんね)という。六道流転とも。

以下、六道
地獄(苦しみ)
餓鬼(欲望が満たされない)
畜生(本能にふりまわされる)
修羅(闘争にあけくれる)
人(普通だが他の5つに容易に変わる)
天(ひとときだけの喜び)

争いの世界にすすむことを「修羅道におちる、はいる」といったりする。 また「有頂天」など一時の調子の良い状態などをいったりする。子供が何かを欲しがっていうことをきかないので 「ガキ」というのはこの餓鬼である。(そこから離れて子供に対するスラングになってしまった)

六道を脱した、仏や菩薩など4つの境涯を「四聖(ししょう、しせい)」という。

参考資料

 

関連項目一覧
仏教 (文化地域)
死後の世界 (大項目)

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