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ムルアヅル・ヘヤンガル >>関連項目一覧


ミクロネシア、パラオ諸島の伝承、神話の悪神。火を焚いているとやってきた人々を食べた。同時に5人を飲み込んだ。 ヘヤンガルというところに住んでいるのだという。

多くの村人はガサカウというところに逃げ、ディルモメウという老婆だけ取り残され流木の洞で暮らし、二人の男児を産んだ。 やがて二人の息子は大きくなり人々が逃げた話、それで今も火を焚かないというを聞き、 ムルアヅル・ヘヤンガルを倒すことにした。

薪を集め石を焼き、ムルアヅルが現れると口の中に焼き石を投げ込んだ。3つの焼き石を三箇所で焼いていて、全て 悪神の口の中に投げ込み、倒した。ムルアヅルは苦しみ珊瑚礁の周りを回って死んだので珊瑚の塊が輪の形に盛り上がっている のだという。

 
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ミクロネシア 【文化地域項目】

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