オビト　首皇子おびとおうじ

日本の歴史上の人物。文武天皇の皇子。後の聖武天皇。「おびと首」は、「おほひと大人」が変化したか。首長、長官を意味する。おふと。
日本書紀-成務四年二月「是れ国郡に君長(ひとごのかみ)無く、県邑に首渠(おひと)なければなり」

藤原不比等(フヒト)に草壁皇太子の佩刀[黒作懸佩刀(クロヅクリノカキハネノタチ)]が持統天皇から託され、軽皇子(文武天皇)、首皇子(聖武天皇) にわたし、神璽の剣鏡の私家版、限定版ともいう働きをしたという説がある。

参考資料
・日本国語大辞典
・持統天皇と藤原不比等 (土橋寛:著)
他

関連項目一覧
日本　(文化地域)
日本刀

オビト 首皇子 おびとおうじ