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イダテン 韋駄天 (梵語 スカンダ Skanda) >>関連項目一覧



インドの神話に出てくる神スカンダ Skandaの音写・漢訳。 塞建陀・建陀の「建」を「韋」に誤ったものではないかという。
またアレクサンドロス大王のアジア名称イスカンダルが転じたとも。
あるいは軍神カルティッケーヤの別名がスカンダとも。

また仏法の守護神。増長天の八大将軍の一。もとバラモン教の神で、シヴァまたはアグニ神の子。

俗説では、帝釈天から仏舎利(ぶっしゃり)を盗んだ「捷疾鬼(しょうしつき)」という足の速い鬼神を 追いかけて取り返したという。[『谷響集(こっきょうしゅう)』]
転じて、足の速い人のたとえにされ「韋駄天走り」などの表現がある。

なお仏教思想の「五蘊 スカンダ」とスカンダ神は関係無いようである。



IT業界のシステムで神話由来の名称をつけることがあるが、 ダイワボウの発注システムに「韋駄天」がある。

 
関連項目一覧
仏教 【文化地域項目】
インド 【文化地域項目】
イスカンダル(アレキサンダー) 【アレクサンドロス,英雄,王】
カールッティケーヤー 【インド,ヒンドゥー:軍神】

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