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ハーデス Hades >>関連項目一覧


ハデス、ハーデースとも。ヘレネス(ギリシャ)神話にでてくる冥府を司る神。冥府の王。死の国タルタロスの支配者。死者の王。クロノスとレアの子。

陰気で変化を嫌い、しばしば緩慢で陰険な怒りを抱き、嫉妬ぶかく、けちな神だという。 死を悼む泣き声は歌に聞こえ、涙をワインのように味わうとも。

人々はハデスの名で呼ぶのを敬遠し、わざと良い名前、プルトン(豊かなもの、繁栄、の意)と呼んだ。 ローマ神話のプルトン、プルートウにあたる。

デメテルの娘ペルセフォネ(ペルセポネ、プロセルピナ)を誘拐して、妃として物語がある。

日本では冥王星(プルート)の惑星名の訳のせいか、冥府の王、といったギリシャ神話訳があったか冥王ハーデス、と呼ばれることもある。
(冥王プルートも参照)
これはサブカルチャーにおける「聖闘士星矢」の「冥王ハーデス編」、関連作品「聖闘士星矢LOST CANVAS冥王神話」などで顕著である。

 
関連項目一覧
神々の系譜 【資料】
ヘレネス(ギリシャ) 【文化地域項目】
タルタロス 【ヘレネス(ギリシャ):死の国】
冥王プルート 【ローマ:神:死】
ペルセフォネ(ペルセポネ) 【ヘレネス(ギリシャ):冥界:女王、女神】

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