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アケローン Acheron >>関連項目一覧


ヘレネス(ギリシャ)の神話・伝承の冥界の河。

オデュッセイアーでキルケーの説明では ピュリプレゲトーン川(火のごとく燃える者)とステュクス川の支流 コキュートス(訴えられたる者)とが、オケアノスの流れがハーデスの館のはじまるあたりで 苦しみの河アケローンに流れ込む、という。
太陽のささない暗闇の国のこのほとりには黒いポプラと実らぬ草地から成る 聖なるペルセポネーの森があるという。

アケローンとゴルギューラ(ゴルゴーンの拡張形)の間の息子の一人アスカラポスがいる が、デメテルにフクロウ梟に変えられてしまった。ペルセポネーがイチジク(無花果)の実を食べていることを見て証言してしまい、 ペルセポネが冥府と現世を行き来しなければならくなった逆恨みである。

 
関連項目一覧
ヘレネス(ギリシャ) 【文化地域項目】
死の国、冥界 【大項目】
コキュートス 【ヘレネス(ギリシャ):死の国:川】

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