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韓国・朝鮮の神話。高麗の始祖。山神(天孫・貴人が隠神となったもの)となったホキョン虎景の六代孫にあたる。

六代の経過は以下の通り。
虎景と扶蘇山の妻の間にカンチュン康忠が産まれ、
1.康忠と具置義クチウイとの間に宝育が産まれ、
2.宝育(ソンホスル損乎述 三韓の統率者になると予言された)と妻の徳周トクチュの間に娘二人が産まれ、
3.娘の一人辰義ジンウイが姉のみた夢(五冠山から小便すると天下が水びたしになる)を買うと、粛宗(後の唐の天子)が家にきて、 男児が産まれたらこの弓矢を与えろといって去る。二人の間に男児、作帝建チャクチェクオンが産まれた。
4.作帝建は西海の竜王に乞われて老狐を退治して助ける。その礼に竜女のチャンミンウイが妻になったが 竜宮と往来しているのを見てはいけない、と約束していたが作帝建が約束をたがえたので竜宮にいったままとなった。 竜女チャンミンウイは4人の男児を産んだ。
5.その長兄ヨンオン竜建 夢で美女にあい妻に迎える約束した。それが夢夫人クムプインで三韓の母になると占いが出た。

6.そして王建が生まれ高麗を興し王となった。

 
関連項目一覧
韓国・朝鮮半島 【文化地域項目】
シンクン(神弓) 【韓国・朝鮮半島:弓矢】

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