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アナンタ Ananta

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インド、ヒンドゥー教のナーガ、蛇王(ナーガラージャ)。「アナンタ」は「無限なるもの」 「終わりのない」の意味だという。

またはシェーシャという別称か、そのナーガと同一視されるようだ。
ヴィシュヌが世界創造の合い間に休む時、この1000の頭のナーガの上に横になるという。

シェーシャの頭部(コブラ蛇である)は日よけにもなるが、あくびをすると地上に地震がおきるという。

余談だが、2009年、時計メーカーのセイコーがこの名称を使った「アナンタ」という製品を作った。 遊戯王カードに「邪龍アナンタ」があるが本来、邪龍ではない。

参考資料
・日本大百科全書 (小学館)

 

関連項目一覧
ヴィシュヌ (創造神)
ナーガラージャ (蛇王)
アンタボガ (インドネシア:ドラゴン、竜)
インド (文化地域)
地震 (大項目)
ナーガ (蛇神)

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