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ラパ・ヌイ RapaNui (イースター島)>>関連項目一覧


ラパ・ヌイ大きな島(ラパ=島、ヌイ=大きい)の意。 日本ではイースター島の名称で知られているが、今も島の人々は島の言葉でラパ・ヌイと呼ぶ。 モアイやロンゴ・ロンゴ文字などが有名。

島の一番古い伝説では「テ・ピト・オ・テ・ヘヌア」(世界のへそ)といわれていたようだ。これは詩的な呼び名で、 他にも「天をのぞく目」「天国の境」などとも呼ぶようだ。

ラパ・ヌイは他の陸地と距離的に大きく隔たっている。東の南米チリ・サンチャゴまで3,790km。西のタヒチ島まで4,050km。 北西のハワイ諸島まで7,000kmである。島の面積は180km²。

島には5世紀頃にポリネシアの人々が移住してきたらしい。14世紀にホツ・マツア王が7人の王子と上陸したという伝説があり、 その入り江は7月の上陸にちなんでアナケナ(7月)と呼ばれている。17世紀以降、ヨーロッパ人が島を見つけ、記録に残した。 19世紀に島民の拉致や天然痘などの病気の流入により人口が激減。コハウ・ロンゴ・ロンゴを読める人々もいなくなってしまった。

 
関連項目一覧
アク・アク 【ラパ・ヌイ:霊】
ポリネシア 【文化地域項目】
マケ・マケ 【ラパ・ヌイ:神】
モアイ 【ラパ・ヌイ:石像】

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