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ジュウニシンショウ 十二神将

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じゅうにしんしょう。中国、日本の伝承に出てくる夜叉神。 薬師如来の眷族。 昼夜12時、四季12ヶ月不断に衆生を護ると誓ったという。日本には 薬師如来とともに奈良時代に伝わったようだ。

もとは木星の12年1周期の位置を示す。日本にはいってから、なじみの動物 あてはめられたともいう。しかし、中国、道教の神でもやはり十二支、 時に関連づけられたものとして、 十二支の動物の頭に武将の体、という姿で描かれたものもある。 具体的な形の言及は元代以降といわれ、 それまでは頭上に十二支獣をいただいたり、乗ったものなど 自由に表現されたようだ。

陰陽師安倍晴明は十二神将を式神として使役したという。
十二天将と同一視されることもある。

以下、十二支と対応する十二神将。

子 くびら 宮毘羅 クビラ
丑 ばさら 伐折羅 バサラ
寅 めいきら 迷企羅 メイキラ
卯 あんちら 安底羅 アンチラ
辰 まにら、あにら 摩人爾羅 マニラ
巳 さんちら 珊底羅 サンチラ
午 いんだら 因達羅 インダラ
未 ばいら 波夷羅 バイラ
申 まこら 摩虎羅 マコラ
酉 しんだら 真達羅 シンダラ
戌 しょうとら しやとら 招杜羅 ショウトラ
亥 びから 毘羯羅 ビカラ

参考資料
故事名言由来・ことわざ総解説 (自由国民社)

 

関連項目一覧
ばさら 伐折羅 バサラ
あんちら 安底羅 アンチラ
安倍晴明 (日本:人物,陰陽師)
干支 (中国,日本:伝承)
十二天将 (中国,日本:伝承)
日本 (文化地域)
中国 (文化地域)

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